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その他の取り組み
本研究班(厚生労働科学研究)での取り組みについて
精神障害を抱える方は一般住民と比較してがん死亡率が高いことがわかっています。その原因として、診断の遅れに加え、標準的治療を十分に受けることに障壁があることが報告されています。本研究班では、精神障害を抱える方のがん検診およびがんの治療・ケアにおける格差を是正するための研究に取り組んでいます。
がん検診格差の是正に取り組む
[研究1]
精神科医療機関におけるがん検診勧奨実施ガイドの実装研究
ーACCESSプロジェクト
(概要)
本プロジェクトでは、「精神科医療機関におけるがん検診勧奨実施ガイド」を様々な地域の精神科病院で導入、実践いただけるかどうかを明らかにします。その結果を踏まえ、今後全国への普及を目指していくものです。
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[研究2]
行政機関の保有するデータを利用した精神障害者の
住民がん検診受診率モニタリングの検討
(概要)
わが国には、精神障害を抱える方のがん検診受診率をモニタリングする仕組みがありません。受診率の格差を改善する取り組みの効果を明らかにするためにも、地域や施設単位で精神障害を抱える方のがん検診受診率の年次動向を調査する手法が必要です。行政機関の協力を得て、検診・障害福祉データを利活用した解析方法を検討します。
Read Moreがんの治療・ケアにおける格差の是正に取り組む
[研究3] 精神障害のあるがん患者の治療を支援するためのプログラムの開発
(概要)
これまでの研究で、精神障害のある方のがん治療における課題と、その解決のために望まれる取組が明らかとなりました。先行研究をもとに、精神障害のあるがん患者の治療を支援するためのプログラムを開発します。
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