お知らせ

新年あけましておめでとうございます。
昨年はコロナ禍で大変な中、本研究にご協力いただいた参加施設の皆様には改めて感謝申し上げます。6施設とも、予定された勧奨期間を完了され、1年目のアウトカム評価の時期となっております。引き続きご協力よろしくお願いいたします。

ご報告が遅くなりましたが、本研究に先行して実施したACCESS研究から、2つ目の論文が昨年BMJ openに掲載されております。ケースマネジメントによるがん検診勧奨を受けた患者さんと、実施したスタッフへのインタビューを行った結果です。多くの患者さんから「勧奨をうけてよかった」と回答いただけました。受診にあたっては、検診について直接説明をうけたことが役に立ち、この介入ががん検診を受診するきっかけになったという意見が多く得られました。今回のACCESS-2スタディはこの論文の結果も踏まえた内容となっています。

Patients’ acceptability and implementation outcomes of a case management approach to encourage participation in colorectal cancer screening for people with schizophrenia: a qualitative secondary analysis of a mixed-method randomised clinical trial.
Yamada Y, Fujiwara M, Shimazu T, Etoh T, Kodama M, So R, Matsushita T, Yoshimura Y, Horii S, Fujimori M, Takahashi H, Nakaya N, Miyaji T, Hinotsu S, Harada K, Okada H, Uchitomi Y, Yamada N, Inagaki M.
BMJ Open. 2022 Jun 14;12(6):e060621.
https://bmjopen.bmj.com/content/12/6/e060621

図　ACCESS studyで用いた勧奨実施手順と勧奨資料（抜粋）